2022年のお盆は高速料金の休日割引は無し！でも帰省はなんとかお得にしたい。じゃあどうする？

帰省

2022.08.11 2022.07.13

マイカーで帰省するなら、高速道路は必要不可欠ですね。

どうせ使うのなら、安くお得に利用したいものです。

しかし、悲しいお知らせが….

NEXCO 3社および本州四国連絡高速道路、宮城県道路公社は、渋滞の激化を避けるために
2022年度以降、ゴールデンウイーク（GW）・お盆・年末年始に休日割引を適用しないと発表しました。
【2022年度の休日割引適用除外日】
・GWは4月29日～5月1日、3日～5日、7日、8日
　・お盆は8月11日、13日、14日
・年末年始は12月31日～1月3日
（2022/3/16　プレスリリースより引用）

今年のお盆休み（2022年8月）のカレンダーは以下の通り　　※一般的なお盆休みは11～15日の想定

9日	10日	11日	12日	13日	14日	15日	16日	17日	18日	19日
火	水	木	金	土	日	月	火	水	木	金

８月11日（木・祝）、13日（土）、14日（日）が割引無しというかなり厳しい状況です。

それでも安く高速道路を利用する方法ってあるの？
「ETC深夜割引」を賢く使う方法（首都高速も割引に！）
まとめ

それでも安く高速道路を利用する方法ってあるの？

「ETC休日割引」を失った今年のお盆ですが、他にもETCを活用した高速道路の割引制度があります。今回の帰省で使用できそうなものを挙げてみました。

	ETC平日朝夕割引	ETC深夜割引	ETC2.0割引
対象車種	すべての車種	すべての車種	ETC2.0に対応したETC車載器（ETC2.0車載器・GPS付発話型ETC2.0車載器・DSRC車載器）を搭載した車
対象となる日時	平日（祝日以外の月～金曜日）朝：6時～9時夕：17時～20時	毎日午前0時から午前4時	毎日
対象となる道路	NEXCO東日本 NEXCO中日本 NEXCO西日本が管理する地方部の高速道路。宮城県道路公社の仙台松島道路。	NEXCO東日本 NEXCO中日本 NEXCO西日本が管理する全国の高速道路。宮城県道路公社の仙台松島道路。	圏央道（茅ヶ崎JCT～海老名JCT、海老名～木更津JCT）新湘南バイパス（藤沢～茅ヶ崎JCT）
割引率（％）	1ヵ月の利用回数が5～9回で約30％、10回以上で約50％が翌月20日にETCマイレージ（＊）にキャッシュバック	30％（走行距離や割引適用回数の制限無し）	高速自動車国道の普通区間の料金水準（例えば普通車の場合は24.6円／km）の料金に割引。（走行距離や割引適用回数の制限無し）
前提条件等	※ETCマイレージサービスに登録要
留意事項	・東京、大阪近郊は対象外・同一日の２回目以降は対象外・休日割引、深夜割引が適用される走行は対象外	・京葉道路・第三京浜道路・横浜新道・横浜横須賀道路は対象外

これら割引サービスを見て思ったことは……

・NEXCO管轄の道路を使うのが殆ど　⇒「ETC2.0割引」は　NG （NEXCO管轄は対象外）
・月に５回以上高速道路を使わない　 ⇒「ETC平日朝夕割引」は　NG（帰省くらいしか使わない）

　　　　　　　　結果、「ETC深夜割引」を使うのが最適です！

「ETC深夜割引」を賢く使う方法（首都高速も割引に！）

「ETC深夜割引」は、休日にかかわらず毎日深夜0時から午前4時にかけてETCを通過した場合に料金が30％割引になるシステムです。

距離の制限や回数の制限はなく（一部自動車専用道路などでは対象外あり）、また2輪や4輪、大型車関係なくすべての車両が一律に30％割引となります。

ETC深夜割引は、深夜0時から午前4時までの間にETCが整備されている入口インターチェンジをETC無線通信により通過すること、もしくはその時間内に対象となる高速道路を走っていることが適用の条件となります。

例えば、
・深夜0時10分にETC入り口から乗って、午前4時までに降りた　⇒　OK！！（割引対象）
・深夜0時10分にETC入り口から乗って、午前4時以降に降りた　⇒　OK！！（割引対象）
・21時にETC入り口から乗って、深夜0時前に降りてしまう　　⇒　NG！！（割引対象外）
・21時にETC入り口から乗って、朝6時に降りた　　　　　　　⇒　OK！！（割引対象）
・午前3時59分にETC入り口から乗って、午前4時以降に降りた ⇒　OK！！（割引対象）

2022年4月1日から首都高速でも深夜割引が導入されました。
高速道路割引と同様のルールが適用され、時間は深夜0時から午前4時の間で、割引率は20％となります。