桜のお花見をクルマでやってみよう！【2023年・関東編】　クルマから降りずに満開の桜の中を駆け抜ける、新しい楽しみ方を伝授します！

満開の桜を楽しむお花見を嫌いな方は、殆どいらっしゃらないでしょうね。
ポカポカ陽気で花びら舞い散る桜の木の下で、お弁当広げて気の合う仲間同士でワイワイ楽しむのは最高ですよね～♪

しかし、今だコロナ渦長引く世の中。有名な桜の名所と言えば、大きな公園や川沿いなどの車では行けない場所が多いので、そのようなことは許されない場所が多いですね。寂しいーっす。

そこで、クルマから降りずに桜吹雪の中を駆け巡る「お花見ツアー」なんていかがでしょうか？
食べ物、飲み物を愛車に満載し、カーウインドウ全開で咲き乱れる満開の桜が楽しめるスポットをご紹介します！
その場所を走る際に記事に書きました内容のガイドもされれば、今までにない楽しいツアーになり、同乗された方々もきっとご満足いただけると思います。

では、参りますよ！
あっ、くれぐれも運転手が桜に見とれすぎて事故などを起こさぬように、道路周辺にお住まいの方々や対向車等に十分気を付けてくださいね。あと、飲酒運転も絶対ダメですよ！

満開の桜吹雪の中を走れるかはお出かけ前に「気象庁・桜の開花予測」と各記事の公式サイトでチェックしてください！

桜のお花見をクルマでやってみよう①　アークヒルズ（港区赤坂）

まずは東京都内で誰もが知る超有名な鉄板の桜並木。港区赤坂の「アークヒルズ」です。
周囲のスペイン坂・榎坂には、約150本ものソメイヨシノの桜並木が楽しめます。

ここが一押し！

夜間(17：30～22：30)にはライトアップもされるので、一日の最初と締めくくりに颯爽と愛車で駆け抜けるには絶好のスポットです！

桜のお花見をクルマでやってみよう②　東京ミッドタウン（港区赤坂）

　　公式サイトより引用

アークヒルズと同じく赤坂にある「東京ミッドタウン」へと続きましょう。
東京ミッドタウンに隣接するように植えられた約150本のソメイヨシノの並木道は、都内でも中々お目にかかれない貴重なスポットです。
緩やかなカーブ沿いの桜並木が特徴で、右手にそびえ立つミッドタウンビルとのコントラストが素敵です。

外苑東通り（都道319号）「東京ミッドタウン西」交差点からミッドタウン方面へ侵入したあたりがメイン通りとなります。
桜並木は300m程ですが、コーナーを抜けて地下駐車場入口を過ぎたあたりにUターン路があるので、往復楽しめますよ！

ここが一押し！

毎年恒例のMIDTOWN BLOSSOM の期間中（3月下旬～4月頃）には夜間のライトアップも行われますので、アークヒルズとセットでどうぞ！

桜のお花見をクルマでやってみよう③　さくら通り（日本橋･八重洲）

東京駅八重洲口と東京メトロ日本橋駅の間に約1kmの通りに約170本のソメイヨシノがアーチ状にあるのが「さくら通り」です。

皇居側の丸の内側とは反対側ですが、非常に分かりやすい場所で、夜間のライトアップもされますよ。

ここが一押し！

八重洲さくら通りは外堀通り側（東京駅側）から一方通行の1車線道路です。
道幅が狭く、パーキングチケットの駐車場所もあって通行には十分注意が必要ですが、狭いことが功を奏し、満開時には両脇の枝と枝が重なり合って完璧な「桜トンネル」となるので非常に見ごたえあります。

ただ、歩行者は全く関係なく縦横無尽に横断して来ます！桜に気を取られて事故など起こさないように十分注意して最徐行で走りましょう。

桜のお花見をクルマでやってみよう③　中野通りの桜並木（中野区)

都内でも最長と言ってよいソメイヨシノの桜並木が約2kmに渡っている中野通りです。
夜間は提灯によりライトアップされ、なんとも風流な夜桜を楽しめます。

ここが一押し！

JR中野駅北口から「新井薬師 梅照院」の横を抜けて新青梅街道までの約2kmに約320本の桜並木が続いています。満開のタイミングで訪れると圧巻です！

ただ、道幅は広いですが結構な交通量なので運転される方は桜鑑賞諦めて運転に集中してください。中野通りから少し入った「新井薬師 梅照院」の境内にある桜もなかなか見ごたえあります。

桜のお花見をクルマでやってみよう④　千鳥ヶ淵_代官町通り（千代田区）

都内桜の名所として有名な「千鳥ヶ淵周辺」ですが、その中でもこの「代官町通り」は2車線道路沿いに桜並木があってお花見ドライブツアーには最適です！

ここが一押し！

皇居の周りは代官町通り以外にも立派な桜が多数植えられているので、内堀通りとセットで周回してみると桜吹雪が永遠と楽しめます。

こちら代官町通りは交通量も多くて路上駐車も難しい状況です。なのでこちらも運転される方は桜鑑賞は程々に運転に集中してください。

桜のお花見をクルマでやってみよう⑤　青山霊園（港区）

都内23区内最大の霊園「青山霊園」にもクルマで走行可能な桜並木があります。

ここが一押し！

その敷地内に南北へ縦断する約700ｍの道路の両脇には、約320本のソメイヨシノやヤエザクラ、サトザクラ、シダレザクラなど見事な枝振りの桜があり見ごたえは十分です。

南北両方の桜並木を走る場合は、青山通り（国道246号）「赤坂消防署入口」交差点を左折（右折）で北側の桜並木に侵入し「青山墓地中央」交差点で左折。
150m程走り左側道から外苑東通り（都道319号）に入り、「日本学術会議前」交差点を西麻布方面へ進みます。300m程進んだ先の信号を右折して東側桜並木へ侵入というルートがスムーズです。

「青山墓地中央」交差点を起点に北側400m/南側300mがそれぞれ一方通行道路なので、ゆっくり走行して桜を楽しめます。ここは霊園ということをお忘れなく心静かに観賞しましょう。

桜のお花見をクルマでやってみよう⑥　播磨坂さくら並木（文京区）

この地にあった松平播磨守の上屋敷にちなんで名付けられた「播磨坂」。1960（昭和35）年に坂の舗装が行われた際に桜の木が植えられたのがはじまりといわれ、現在では立派な約120本の桜並木となり、地域の方々の憩いの場になっている場所です。

ここが一押し！

道路の真ん中が遊歩道になっていて、上り/下りの車道はそれぞれ一方通行という歩車分離の作りです。なので比較的走りやすいことと、始点・終点の交差点でUターンができるのでエンドレスループで桜を楽しめます。
また、上下道路ともに路肩に白線パーキングがあるので駐車して散歩も可能です。
運転手さん、ここでゆったりと桜が楽しめますよ！！

桜のお花見をクルマでやってみよう⑦　目黒川_大崎周辺（品川区）

山手通り「居木橋」交差点から目黒川沿いの道へ侵入すると約500mの桜並木があります。
（トーマス・ボルズリーの近くです）

ここが一押し！

目黒川の桜といえば中目黒周辺が有名ですが、中目黒周辺と比べて圧倒的に人が少ないため車で走行しても安全に楽しむことができます。

桜のお花見をクルマでやってみよう⑧　目黒新橋（目黒区）

東京の桜の名所と言ったら、誰しもがここだという名所「目黒新橋」。
目黒駅から権之助坂を下って行って、川沿いをのんびり散策っていうのが定番ですが、実はクルマでもお花見出来ちゃいます。
目黒駅から都道312号線の権之助坂を目黒川へ向かって行って、目黒新橋交差点（橋渡ってすぐ）を左折すると目黒川沿いに細めの道路があります。

ここが一押し！

散策する歩道がごった返していますが、この道路は比較的すいているので、ゆっくりクルマを流して見ることができますよ。

昼間はクルマからゆったり眺めて、夕方から夜は近くのコインパーキングに停めて散策するのが二度楽しめておススメです。

桜のお花見をクルマでやってみよう⑨　桜坂（大田区）

200万枚以上を売り上げる大ヒットした2000年発売「桜坂（福山雅治さん）」のモデルになったというヒストリーがあると話題になっている桜スポットです。
規模は小さいですが、ぜひ一度行ってみたくなりますよね。
桜並木の真ん中に掛かる真っ赤な「桜橋」とのコントラストもとても素敵です。

まとめ

いかがですか？都内をクルマでグルーっと回るだけでこれだけ素晴らしい桜のお花見が出来ますよ！

どのスポットもやはり見頃は混雑しますので、お奨めは人通りが少ない早朝！世間が寝静まっている間に出動し、一番乗りで桜のトンネルを独り占めしちゃいましょう！